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「Call barred」の意味:着信・発信が規制される理由と解除の方法(2026年版)

NoDial編集部 / 2026-09-29

相手に電話をかけたら「着信が制限されています」という案内が流れた、あるいは自分の電話が発信できず「call barred(発信規制中)」と表示される、という方へ。「barred」は、どちらかの回線で発信規制(call barring)が有効になっていて、ネットワークが通話を意図的に断ったことを意味します。この記事では、それぞれの表示・案内の意味、規制がどちらの回線にかかっているか、回線が規制される理由、そして自分でかけた規制と通信会社がかけた規制それぞれの解除の方法を解説します。

2026年9月時点の情報です。案内の文言や規則は通信会社ごとに違い、変わることがあります。契約している通信会社のヘルプページもあわせてご確認ください。この記事は英語版をもとにした日本語版で、例として海外の通信会社を挙げています。

1. 結論を先に

「call barred」は、規制が有効なためにネットワークが通話を断ったという意味です。相手にかけたときに聞こえた場合は、相手の回線が着信を規制していて、あなたの回線には問題はありません。自分の発信がつながらない場合は、あなたの回線に発信の規制がかかっています。端末から発信規制がオンにされたか、通信会社が回線を制限したかのどちらかで、多いのは未払いによる制限です。

確かめるには *#33#(発信)や *#35#(着信)を入力します。自分でかけた規制なら、#330*PW# ですべて解除できます(PWは4桁の発信規制のパスワード)。自分でかけていない場合は、通信会社にアプリやチャットで連絡してください。

ポイント

まず、どちらの回線が規制されているかを見分ける。相手の着信規制は相手にしか外せない。自分の回線の規制は、自分でかけたもの(コードで外す)か、通信会社がかけたもの(通信会社にしか外せない)かのどちらか。

2. どの「barred」が起きているか

起きていること規制されている回線意味すること
相手にかけると、着信が制限されている・着信を規制している、という案内が流れる相手相手の回線が着信を断っている自分の端末ですることはない。別の方法で連絡する
発信がつながらず、規制中と表示されたり案内が流れたりする自分自分の回線で発信の規制が有効*#33# で確認し、6章か7章へ
電話がつながらない、制限の案内が流れた、と人から言われる自分自分の回線で着信の規制が有効*#35# で確認し、6章か7章へ
緊急通報しかかけられない自分多くは通信会社が回線を制限している7章へ
案内に支払いや回収(collections)の言葉がある自分未払いのため通信会社が回線を規制している7章へ

Vodafone オーストラリアは、2つの録音案内をこう説明しています。着信の規制では「電話をかけた人には、着信が制限されているという案内が聞こえます」。発信の規制では「あなたがかけた電話はつながらず、発信規制が有効であることを知らせる録音案内が流れます」。文言は通信会社ごとに違いますが、意味は同じです。

3. 規制された通話にネットワークがすること

発信規制は、GSM・LTEの通信会社が従う3GPPの規格 TS 22.088 で定められています。上の案内が、なぜ片方の人にだけ届くのかが分かります。

つまり、相手にかけて案内が聞こえたなら、着信の規制は相手側にあります。自分がかけたときに知らされたなら、発信の規制は自分側にあります。

4. 回線が規制される理由

誰かが発信規制をオンにした

発信規制は、端末の設定や *33* などのダイヤルコードでオンにでき、4桁のパスワードで守られています。誰かがオフにするまで有効なままです。端末を共有している、人から譲り受けた、という場合は、以前に設定されていた可能性があります。各種類が何を止めるかは発信規制(Call Barring)とは?で解説しています。

通信会社が契約上の理由で回線を制限した

自分では何も設定していない場合、多くはこちらです。

通信会社がかけるそのほかの規制

5. 自分の回線で何が規制されているか確かめる

電話アプリでコードを入力して発信ボタンを押すと、その規制が有効かどうかがネットワークから返ってきます。

確かめるものコード
すべての発信*#33#
国際電話の発信*#331#
すべての着信*#35#
ローミング中の着信*#351#

どれも規制はオフなのに発信できない場合は、発信規制の設定ではなく、通信会社の契約側の制限である可能性が高いです。7章へ進んでください。

6. 自分でかけた規制を解除する

コードで:#330*PW# ですべての規制をまとめて解除できます。発信だけなら #33*PW#、着信だけなら #35*PW# です。PWは4桁の発信規制のパスワードです。Vodafone オーストラリアも「自分でGSMコードを使ってかけた規制は、# 330 * [発信規制のPIN] # ですべて解除できます」と案内しています。

メニューで:インドのViは「電話アプリ → 設定 → その他のサービス(Supplementary Services)→ 発信規制を選び、スイッチをオフにして、発信規制のコードを入力して確定」と案内しています。Googleの電話アプリを使う端末では、通信会社が表示していれば、設定>通話アカウント>使うSIM>発信制限(Call barring)にあります。

パスワードが分からない場合:パスワードは通信会社が決めるもので、共通の初期値は無く、表示するコードもありません。公表されている初期値とリセットの方法は発信規制のコード一覧とパスワードにまとめています。規格上、3回を超えて続けて間違えるとパスワードの操作がロックされることがあるので、推測は避けてください。

7. 通信会社がかけた規制を解除する

コードでは外せません。原因が片付けば、通信会社が外します。

8. 規制の変更を受け付けないとき

発信規制をオン・オフしようとすると、エラーや「拒否されました」という表示が出ることがあります。規格はこの場合を定めていて、通信会社が規制を管理しているときは「規制の有効化は拒否され」、指定が不完全な要求も拒否されます。よくある原因は次のとおりです。

反対の場面について:特定の1件の番号への発信を自分で止めたい場合、発信規制は種類ごとに止める仕組みなので使えません。NoDialのようなアプリなら、選んだ番号への発信を、パスワードなしで端末の中で止められます。Androidで特定の番号への発信をブロックする方法をご覧ください。

9. よくある質問

Q1. 「call barred」とはどういう意味ですか?
A. 発信規制が有効なため、ネットワークが通話を断ったという意味です。相手にかけて聞こえた場合は、相手の回線が着信を規制しています。自分の発信がつながらない場合は、自分の回線に発信の規制がかかっていて、端末から設定されたか、通信会社がかけたものです。
Q2. 「incoming call barred(着信規制)」とはどういう意味ですか?
A. その回線への着信がつながらない状態です。かけた相手の場合は、相手の回線に着信の規制があり、あなたには変えられません。自分がつながらないと言われた場合は、*#35# で確かめ、#35*PW# で解除するか通信会社に相談してください。
Q3. 自分の発信が規制されているのはなぜですか?
A. 端末から発信規制がオンにされた(*#33# で確認)か、未払いなどの契約上の理由で通信会社が回線を制限したかのどちらかです。通信会社の制限では、緊急通報と着信は使えることが多くあります。
Q4. 発信規制を解除するには?
A. 自分でかけた規制なら、発信規制のパスワードを使って #330*PW# ですべて解除できます。自分でかけていない、またはコードが通らない場合は、通信会社にアプリやチャットで連絡してください。通信会社がかけた規制は通信会社にしか外せません。
Q5. 規制されていても緊急通報はできますか?
A. 規格では、発信の規制は緊急通報に影響しないとされています。Telstraなどの通信会社も、制限中の回線で緊急通報をかけられるようにしています。
Q6. 案内に「collections(回収)」とあるのはどういう意味ですか?
A. 未払いのため、通信会社が回線を規制しているという意味です。支払うか、通信会社の回収担当やサポートに連絡してください。たとえばVodacomは、支払いが反映されると回線を自動的に再開します。

10. まとめ

まとめ

「barred」は、規制が有効なためにネットワークが通話を断ったという意味です。相手にかけて聞こえたなら、相手の着信が規制されています。自分の発信が失敗するなら *#33# で確認し、自分でかけた規制は #330*PW# で、通信会社がかけた規制は通信会社を通じて外します。

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参考にした情報源

通信会社は契約の規則や案内の文言を変えることがあります。回線の規則は、契約している通信会社の最新のヘルプページでご確認ください。

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